書評

『立憲的改憲ー憲法をリベラルに考える7つの対論』

本書は、山尾志桜里氏(刊行当時立憲民主党、現在国民民主党所属)が安倍政権による改憲に対する対案を提起するにあたって、7人の論客と対談したものである。 立憲的改憲 (ちくま新書) 作者:志桜里, 山尾 発売日: 2018/08/06 メディア: 新書 山尾は自身の改…

政治家の条件

いまだコロナ禍の真っ最中ですが、今回は書評、というか読書メモです。タイトルにつられたものの、中身は発行時の時事的な出来事を批評するものがほとんどだったので、参考になりそうな部分だけ読み、簡単に残しておきたいと思います。さて、今日読んだのは…

中北浩爾(2019)『自公政権とは何か―「連立」にみる強さの正体』、筑摩書房(ちくま新書)。

今回は、中北浩爾(2019)『自公政権とは何か―「連立」にみる強さの正体』の書評です。簡単な要約とコメントという構成になっています。 要約 コメント 要約 第一章 神話としての二党制 日本では、2大政党制が成立したことはない。