政策の柱③「教育の充実」

 今回は3つ目の「教育の充実」について説明します。

 

 研究への投資

 現在、「選択と集中」という方針の下、研究活動への資金提供は競争的方法によって選抜されています。これが完全に間違っているとは言いませんが、研究機関に向かうお金自体が全体としてどんどん減っているため、研究者が使えるお金はどんどん減っていっています。

 ノーベル賞を受賞した日本人研究者も基礎研究の重要性を繰り返し述べているように、このような状況下では、日本の未来を創る重要な発見はなされなくなるでしょう。そのため、私は研究への投資を充実させたいと思っています。

 これをするための課題として、まずは現状把握を行うつもりです。というのも、研究分野における先細りへの危機感というのは、私自身の経験に基づく部分が多いため、客観的な情報を得る必要があると思ったからです。現状が把握できたら、次は諸外国の制度を見ていきたいと思います。

 

教育格差の是正

 教育格差といっても、様々な格差があります。例えば、地域間の格差、親の収入による格差です。本来、同じ国に住む子供であれば、同じ質の教育を受けることができるのが当然といえるでしょう。しかし、現状は、塾がある地域に住んでいるか、金銭的余裕があるかなどで、進学先は大きく変わってきています。民間では、格差を埋めるための活動を行うNPO法人が出てくるなど、これを問題視する流れも出てきていますが、国として積極的に問題解決を図るといった動きは今のところ大きくなっていません。

 そこで、何らかの施策を出す必要があると考えているのですが、私はこの分野には明るくないため、こちらについても、まずは現状の把握に努めたいと思います。

まとめ

「教育の充実」

Part.1 研究への投資

構想:研究への予算配分の拡大

課題:日本と海外それぞれの現状把握及び比較

 

Part.2 教育格差の是正

構想:格差是正

課題:現状把握