政策の柱②「地方創生」

 今回は政策の柱のうち、2つ目の「地方創生」です!

 この分野については、私自身の地元を念頭に考えることが多いため、まだそれほど具体的な構想が練られているわけではないことをご了承ください。

 

 

地方分権

 私は、地方創生のためには地方分権をより一層進めるべきではないかと考えています。というのも、自治体ごとにやりたいことがあっても、国による規制がきつすぎてできない、ということが多いように思われるからです(実際に国家戦略特区に選ばれた自治体では、規制を緩和して様々な取り組みが行えているようです)。しかし、多くの規制を国が管理したままだと、地域の実状に合わせて柔軟に対応する、ということはなかなかできないでしょう。

 そこで、私は国の一次元下の行政体として道や州を作るという道州制の導入を主張したいと思います。そうすることで、規制についても、管理主体をそちらに移すことで、国での管理に比べ、それぞれの道州の実状にあった判断をすることができるでしょう。

 

 このような政策の実現のために、まず、道州制の意義について正確な事情の把握をしていきたいと思います。

産業振興

 地方創生のためには、それぞれの地域にあった産業の育成が必要だと考えています。そして、私がその中でも重視するのが、農業振興です。

 最近、新型コロナウイルスの影響で、食糧の輸出を抑制する国が出てきています。幸い、日本はそれほど影響が出ていませんが、それ以前にもトランプ大統領保護主義的な政策を示唆するなど、私たちが生きていくのに必要な食を海外に依存することの危険性が問われています。玉木雄一郎氏は、その著書で、食糧安全保障としてこの問題を取り上げていましたが、私も同じく「安全保障」という観点で捉えるべき問題だと思います。

 そこで、日本国内において、農業を積極的に振興していきたいのですが、ではなぜ農業は衰退していったのでしょうか。

 まず考えられるのは、職業としての不安定さです。農業は自然を相手にする産業なので、天候次第で豊作や不作が決まります。さらに、必要な設備などが多いため、初期投資を回収するために、数年単位での計画が必要とされ、新規就農者の壁となっています。その他にも、体力が必要な作業が多い、儲からないなど、多くの問題を抱えています。

 そこで、まずは新規就農者への手厚い保障、そして農業へのIoT導入促進、効率化を図りたいと思います。

 ただし、現在の政策担当者がただ手をこまねいているわけではないと思うので、今後はまず、今までどのような政策が行われ、現在どうなっているのかを把握していきたいと思います。

 

市町村合併、その後…

 もう一つ、地方創生に関して気になっているのが、市町村合併後の地域間格差の問題です。地域にあった発展を、と主張しているので、異なる地方で異なる速度・様相の発展をしているのであれば、それは見守るべきことですが、同じ基礎自治体の中でその発展の程度に著しい差があるのであれば、それは見逃すべきではないと思います。

 しかし、私の出身地では、それが今問題になっています。この問題はどうにかしなければ、と思っているので、今後勉強していきたいです。おそらくは全国でも同様の問題が起こっていると思うので、まずは全国の概況を確認したいと思います。

 

まとめ

「地方創生」

 Part.1 地方分権

構想:道州制導入

課題:道州制についての議論の把握

 

Part.2 産業振興

構想:農業の振興

課題:現在の状況の把握

 

Part.3 市町村合併、その後…

構想:基礎自治体内における地域間格差の是正

課題:現状把握